肝心なことが聞けない台風報道

肝心なことが聞けない台風報道

 22日午後11時に台風15号は、TVニュースでは945ヘクトパスカルと言い、画面表示には950とあったので、アナウンサーの一言にがっかりさせられた。電話で177にかければ、950ヘクトパスカルと、力が弱まっているのが確認できた。
 なんとずさんなTV報道か。大型台風の上陸が目の前の島では、どんな気持ちでニュースを見ているか、わからないのだろう。進路も石垣島直撃の形が、ずっと画面に出ている。警戒するにこしたことがないはずとばかり、いい加減な発表に思えてしまう。島が台風の西になるか東になるかで、暴風の吹く方角が変わる。飛んでくるものの方角が変わるのだ。車の置き方も決まる。車庫がないのは、半端な車庫は台風に吹き飛ばされるからだ。一時は宮古寄りになって、台風の西になることとなり、暴風は北風が主流となる話が、また石垣島直撃の表記で、台風の目に入って、暴風は東と台風の目に入った後から西になる。恐ろしい暴風になる。総じて、なんとも緊張感の違いの大きいこと。台風は予期せずスピードは落ちるし、コースが動くし、ヘクトパスカルの変化が、はっきりしないし・・・。いらいらさせられるのも、でかいから。石垣島では、でかいのになれてはいるが、だからこそ正確な情報が即座にほしい。しかし、午後11時に暴風警報が発令されるとは、思ってもみなかった。どこのメディアも、この予測はされてなかった。果たして、23日の最接近は何時頃だろうか。

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