8月2日、竹富町黒島の宮里海岸で黒島豊年祭が開催された。今年の五穀豊穣に感謝し来夏世の豊穣を祈願する伝統の行事に、今年も島人、郷友会、観光客やゆかりある人々が集い、豊年祭を盛り上げた。
黒島の豊年祭は、例年炎天下となりがちだが、今年は、風がなく、雲が止まり、島の上空に止まったままに動かない雲のおかげで、直射日光は、わずかな時間しか注がず、しのぎやすい日となっていた。恒例のパーレー競漕では、宮里村が昨年に続き勝って、2連覇となり、これまで勝てなかった村が、盛り上げてきて、白熱の様相。今回の仲本村は、乗り組んだシンカが海に落ちて、そのまま停止。勝利は自動的に宮里へと渡った。実力での勝利とはいえないが、運も村の力とすれば、たのもしいはず。
公民館と東筋とのパーレーは、東筋が勝利。勝負の後は、互い健闘を讃えて大いに盛り上がっていた。