イリオモテヤマネコシンポジューム

イリオモテヤマネコシンポジューム

「西表島には野生化した猫がいる」そんなうわさがある中で、はじまった調査で、判明したイリオモテヤマネコの存在。かくして、発見から50年が経つイリオモテヤマネコのシンポジュームが6月28日、石垣市民会館中ホールで午後1時から開催された。「奇跡の命をどう守る」と題して開催され、基調講演では伊澤雅子琉球大学理学部教授が「イリオモテヤマネコの現状と保全の課題」を説明。シンポジュームでは、長年取り組んできた調査員の顔はなく、地元の島民の参加数も少ないのは残念。コーディネーターが新聞社というのも、奇抜すぎ。主体が誰なのか。やはり関心が薄ければ報道する機関を活用するしかないのだろう。半世紀で絶滅危惧するのは調査員や研究者もか。スタートは地元のうわさなのに。

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