新城剛絵画展

新城剛絵画展

 7月2日から5日の4日間、石垣市民会館中ホールと展示ホールで、44歳で亡くなった郷土の画家、新城剛の絵画展が開催され、これにともなうオープニングセレモニーが2日午後2時から開催された。これは、氏が亡くなって25年になることを記念しての開催で、同期生や友人知人が中心になって取り組まれてきたもの。
 冒頭、新城剛絵画展実行委員長の石垣博孝氏が挨拶に立ち、「新城剛の作品を見たことがない人があると思う。また、若い世代にも見られる形を望むのは、実行委員会の考えです。新城剛の作品が生かされていくように願うものです。」と述べていた。この後、関係者によるテープカットが行われた後、会場の扉は開かれ、新城剛の作品を見ようと集まった市民が、中ホールと展示ホールに展示された合計54の作品を、じっくり堪能。
 絵画の大作が見られる環境は、八重山にはないことから、絵画好きには、見逃せないイベントとなっていた。作品群のなかでも氏の特異なテーマの「アカマタ・シリーズ」には、多くの市民が関心を寄せていた。

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