与那国で震度4

与那国で震度4

 4月20日、午前10時43分、与那国島近海でマグニチュード6・8の地震が発生。震度4の揺れに見舞われた与那国では、被害はないものの、お隣台湾では、一人が火災で死亡。西表島では震度3、石垣島では震度2で、記者のスマートホンに緊急地震速報が「台湾付近で地震発生強い揺れに備えてください(気象庁)」と出た。与那国とは記されていない。この後、パトカーや消防車両、市役所の宣伝カーが高台への避難を呼びかけた。その地震直後のスマートホンへのすばやい伝達の高度な対応に対し、宣伝―カーやパトカーなどのなんとワンパターン的な、形式のみの「避難してください」対応。アリバイづくり的な動きに見えてしまう。石垣島が揺れないのに、どうして避難を呼びかけるのか。津波の襲来を確認したのなら、そう告げるべき。現時点で津波注意報では、注意を呼びかけているだけでいいはず。人の対応がずれてしまうとは、なんとも、ハードウエアに人が負けている。

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