2月22日、午前10時から竹富町黒島多目的広場で第23回目の黒島牛まつりが開催され、会場には2500人の観客が来場し、牛料理と各種イベントを楽しんだ。
約200人の島民が島起こしのため、全島あげて「牛まつり」を立ち上げたのが23年前。あれから牛の数も島民の10倍を越え、地道に躍進を重ねてきた。今年は、100万円の牛を購入する農家も出て、母牛としてより高品質の牛を出荷するべく、新たな取り組みが始動。今年の12月にも最初の子牛の出産が予定される。この日は、会場の一角にその牛が披露され、見事な姿を来場者に見せていた。地域活性の見本とされる黒島は、その脚光に応えるように、たゆまぬ進化を目指しているのがわかる。