地球温暖化に関する気象講演会開催

地球温暖化に関する気象講演会開催

 12月9日、石垣市健康福祉センター視聴覚室で石垣島地方気象台による気象講演会が開催された。まずNPO法人花と緑の石垣島の波平長吉理事長が、「花と緑は文化のバロメータ」について講演。この後、気象庁地球環境・海洋部気象情報課調査官の石原幸司氏が「沖縄の気象はどう変わる」と題して気象講演を実施。最新にわかったこととして、深海で熱が溜まってきていること。海面水位が海水の温暖化で膨張が影響して、上がってきていることを説明。対策としては、二酸化炭素の排出を抑止するために、暮らしの中で節電に心がけ、公共交通を利用するなど、温室効果ガスが増えないことに協力を呼びかけた。参加者からの質問コーナーでは「将来の気温予測には、太陽の黒点活動の影響や大規模な火山活動が係数として入っているか。」という声に、火山活動は予測できないので入っておらず、太陽の黒点活動の11年周期のデータは入っていると述べていた。

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