9月7日は、石垣市議会議員選挙と竹富町議会議員選挙と与那国町議会議員選挙の投票日。今回、３市町議員選挙の特長は、本土出身者が市議会の方で3名も出たこと。移住圧力がかかっている現実がそこにある。新空港開港からLCCが安値のチケット発行で、手軽に石垣に来る人が増え、観光環境は激変。また台湾からの定番クルーズ観光でスーパーの混雑が増すという、意外な側面が完全定番化。お盆商戦中まで台湾人ラッシュが続き、住民への影響が指摘された。そして気がつくと移住者のこのふくれあがり。外部者との弁が立つ本土出身者に利活用を任せると、楽かもしれないが、八重山の独自な風が止んでしまうのでは。一方で、立候補者の宣伝カーは、相変わらずの名前の連呼。親戚選挙と言われる市町選挙は、八重山ではとにかく親戚が多い。候補者間で重複する親戚が多いのだ。政策面ではっきり言えば親戚内の票はっきり決まってくる。元来、浮動票をねらい政策主張も、できなくなる理由が、親戚の中での票の取り合いが原因かも。
