順当にカツオ漁で賑わう

順当にカツオ漁で賑わう

 カツオ漁が順当にハーリーの後から水揚げが進められている。昨年からスーパーなどの依頼を踏まえて、ハーリー前にカツオ漁を開始した船が発生。元来、指定されたパヤオでは、ハーリー前の漁は禁じられている。ただ、撒き餌が漁ができない指定されたパヤオに流れてしまい、そのためパヤオの近くでカツオを釣ってしまったことから、ルール違反をとがめられる船が発生。違反を見過ごせないことから、カツオ船が一部のパヤオでの漁の締め出しが行われている。八重山は、サイズによる漁獲制限や、期間での漁獲制限と、資源管理を目的に先進的な管理型漁業を実施している。そこでのルールは大切なもの。6月18日、カツオが八重山漁協のセリ場に多数水揚げされ、銀色に輝くカツオがサシミ屋のオバアらの足下に転がって、互いに手頃なサイズの魚を大急ぎで確保していた。なにしろ早い者勝ち。ちょっとした喧騒は、元気な女性陣の真剣勝負。オバアの眼鏡にかなったものを確保するべく、目的サイズのカツオを確保するサシミ屋のオバアたちは、実に元気だ。

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