超早場米の稲刈り始まる

超早場米の稲刈り始まる

 5月24日午後3時、石垣島平田原の山根政人さん(40)の田んぼで稲刈りが始動した。八重山は7月まで一期米の稲刈りシーズンとなる。今回は、消費者に少しでも早く新米を食べてもらおうと、JAおきなわ八重山支部と水稲農家が連携して、JAおきなわファーマーズマーケットゆらてぃく市場へどこより早い出荷を目指したが、予定した田んぼよりも早く山根さんの稲が刈り取れるとなり、急遽、稲刈りが始動。この日刈り取る米は「ひとめぼれ」で、15アールが収穫された。3日の検査を受け、6日には同ゆらてぃく市場の店頭に並ぶ予定。山根さんのこの田んぼも今年2月4日に植え付けされ、3月・4月の低温と日照不足が影響して、予定よりも収穫が遅れた。だが、JAが予定した田んぼは2月1日に植えたものより早くに穂を垂れ収穫適期になった。一方、当の田んぼはまだ一週間はかかる見込み。この日、午後4時にはJAライスセンターに米が搬入された。収穫量は560キロで、乾燥の後、もみすり機にかけられる。

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