5月9日、石垣島の西部の海岸近くで突然にキシノウエトカゲに遭遇。緑の光沢があるドデカイ成体で、インターネットによく見るものより大型。撮影に間に合わず、あたりを探すと出てきたのは子ども。といっても、大きい。姿はイシガキトカゲに似ているが、サイズが違う。青い尾も青い部分が少ない。親と子どもが近くにいるとは意外。なお、キシノウエトカゲは国の天然記念物なので、捕獲は禁じられている。国内最大のトカゲなので、簡単に出合えそうだが、そう簡単には遭遇できない。キシノウエトカゲというからには、海岸にいるように考えるが、その岸の生物の生態がなくなっている。島の浸食を防ごうとつくった防波堤が海岸林を破壊して、生物の生息域を減らしてしまった。だから、なかなか見られなくなっている。何度も子どもはウロウロしていた。親はちゃっかり隠れたままだった。残念。