2014年03月26日 やいまねっと
やいまNEWS
奄美から琉球列島にかけて分布し、独特な花を咲かせるイボタクサギが、3月23日、石垣島ですでに開花。春の訪れを告げている。海が見渡せる丘に咲くイボタクサギは、紫の長いオシベが特長で、この日も北東の風に吹かれながら、白い花を咲かせて、目立っていた。4月から12月に咲くとされるが、沖縄では年中咲いているとも。風の強い見晴らしのよい場所でも、たくましく生育する小さな花は、しっかり八重山の季節の変化を、その長いオシベに託している。