12月7日、午前10時から石垣市民会館展示ホールでてづくり市(水上有紀代表)が開催された。今回で9回目を数える展示即売会は、毎年盛況で、今年も昨年より5店舗増え、30店舗が出店。会場はオープン直後から大盛況で、いくつかの店では2時間で完売の表示が出るほどの人気。この日は、革製品、財布、人形、焼き物、ハンコ、木工、布、ガラス細工、雑貨、ジェルキャンドル、バック、布袋、石けん、消しゴム、パワーストーンなど、多彩な品が狭い展示ホール一杯に並べられ、どれもが手作りの品。一品ものが勢揃いして、ハンドメイドに関心ある人が、会場を埋め尽くして賑わっていた。出展者に聞くと、「既製品に満足できない人が自分の気に入った一点ものを探しに来る人が、この会場に来るようです」という声や「一点ものを求める人が多いので、デザインからすべて同じものは創らない方針です」、あるいは「ここに出展する理由は、家族づれが多いので、子どもが喜ぶものや、試験的な作品を置いてみるだけでなく、多彩な出展者がいるので、自分の創作に刺激を与えてくれる場所にもなるため」と、様々な理由でこのイベントは、年々盛況さを増している模様。このイベントに出店してから、雑貨を扱う店から納品を依頼される人が増えており、出展参加者も年々成長している模様。景気低迷が続く中、最近、カンフル的な景気刺激策で今はましな日本経済だが、このうねりとは無関係に、手作りの世界は、5年前から地道に成長している模様。てづくり市は8日も開催される。