健康福祉祭で美術展 510人が来場

健康福祉祭で美術展 510人が来場

「見直そうあなたの生活習慣・共生のまつり・健康寿命ををのばそう・運動習慣を身につけよう」をスローガンに、12月1日「第24回健康福祉祭り、第33回障がい者週間・市民の集い」が石垣市健康福祉センター開催された。会場では、集団検診ホールで「ふれ愛ステージ」と題して、障害者が織りなす舞台を披露して会場を盛り上げていた。午後1時半からは市民の集いの催しとしてフライングデスク大会が開催されて、障害者健常者がいっしょに参加。楽しいひとときとなっていた。また今回は「第一回八重山地区障がい者美術展」が開催され、本格的な障害者による美術展としては、初めての試みで会場には510人が来場して、関心の高さを示していた。第33回目となる障がい者週間・市民の集いとして、障がい者・健常者の交流を作品を通じて深めるものとなれば、新たな障がい者への理解を高めるものとなる。今回、民間企業の8社(JTA、ANA、石垣島トラベルセンター、ホテル日航八重山、ANAコンチネンタルリゾートホテル、モスバーガー、ベスト電器、マクドナルド)が優れた作品への各賞を贈呈し、ボリュームある副賞を贈って、制作者をねぎらった。今回、この美術展を主催するのは八重山地区障がい者文化・スポーツ振興会(比嘉玉子会長)で、身体障がい者と知的障がい者、精神障がい者が一堂に集うスポーツ大会や文化活動を目指して今年1月に結成されている。県内でこの三者が一体となってスポーツ・文化に取り組む例は少なく、当事者・関係者の尽力が光っており、内外から大いに注目されている模様。

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