台風の連続した発生で遅れていたサシバの飛来が、10月12日、午後3時頃から石垣島のバンナ公園渡り鳥観測所で見られ、愛鳥家や居合わせた市民、観光客らが本土から飛来したサシバを観察。午後3時から午後5時20分までで、約170羽の飛翔を確認。北風に乗れずに何度も南側の山に舞い降りるサシバもあり、現れるサシバを前に双眼鏡で様子を見守る人や、写真撮影に夢中になる人など、同観測所は賑わいを見せていた。サシバの観察は今期ではこの日がスタート。14日には日本野鳥の会石垣島支部のサシバの観測会も予定されており、愛鳥家にはタイミング良く、サシバシーズンに入った模様。