旧盆に入りアンガマが家々を巡る

旧盆に入りアンガマが家々を巡る
旧盆に入りアンガマが家々を巡る

8月19日は旧暦の7月13日、ウンカイの日。台風12号の迷走の影響で、八重山地方は激しい豪雨に見舞われたが、家々ではウンカイ行事がし静かに行われ、先祖への供養に家族が集い、改めて祖先への感謝と家内安全の祈願をしていた。四ヵ字や離島では、アンガマや獅子舞が実施され、伝統的な喧騒を仏壇の前に生み出し、明るい先祖供養が展開。見物人も集まって、盛り上がっていた。登野城の知念清吉さん(79)宅では、30人ほどのアンガマの一行が現れ、ウシュマイとウミーがコミカルに問答や舞踊を披露。会場を沸かせていた。幼い子供に、ウシュマイが仏壇を前に唱える「ウートートー」の意味を問うなど、演者もどっきりの質問が出て大爆笑。大粒の雨にもかかわらず、70人ほどが会場を囲んで賑やかな時間を楽しんでいた。

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