8月3日午後6時からサザンゲートを渡った八島町地先公園で、毎年恒例の南尾島の星まつりが行われ、多くの市民・観光客が訪れて、会場は大いに盛り上がった。夏川りみ、スクープオブサンバディー、彩風などのミュウジシャンによる美しい歌声が披露されたほか、星空でのウエディングが実施され大いに盛り上がった。8時30分から実施されたライトダウンのあとは、1時間、じっくりと星の解説を聞きながら、天空に広がる星々を鑑賞。改めて島の星の美しさを島人が再確認するとともに、この日、参加者の大多数を占めた観光客は、南の島の夜空に広がる星々を、市民が協力してつくるライトダウンの星空に見入って、星空の魅力に浸っていた。星にまつわる民話も多彩にある八重山であれば、昔の人の目に映る星を想像する楽しみもでき、星をみる深みも生まれるというモノ。大勢がいっしょになって星空を鑑賞するという機会はそんなにないことから、このイベントはまだどんどん広く普及していく兆しがあり、星で島興しをねらう発案を進めた星の会の努力の賜だ。