南の島の星まつり記念講演会

南の島の星まつり記念講演会

8月4日午後1時半から「南のちゅら花ホテルミヤヒラ」で南の島の星まつり記念講演会が開催され約150人の市民が集まって、講演に聴き入った。講演は、島村賢正氏による「生物から見る八重山の自然」と、国立天文台長の林正彦氏による「宇宙はどうなっているのか?」の2つの演題が披露された。自然豊かな八重山の理由を、地勢を通して説明するなどした島村氏の講演の後、国立天文台長の直々の講演が実施され、宇宙がどうなっているかについて、わかりやすく説明。点の大爆発のビッグバンから137億光年膨張し続けるとされる今について、想像しがたいことだと、一般人の感覚に沿って解説したほか、ビッグバン以前の研究についても触れたほか、地球外の生命についての研究施設(TMT計画)がこれから作られようとしている話や、最近の研究では生命誕生はそんな難しいことではなくなっている話など、ダイナミックで神秘的な話が聞け、聴衆に有意義な時間となっていた。

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