新川小学校が稲刈り体験と新米食味

新川小学校が稲刈り体験と新米食味
新川小学校が稲刈り体験と新米食味

5月30日、石垣島平田原でJAバンクによる地域農業体験が実施された。石垣市立新川小学校5年生60人を招いて、稲刈り体験を実施し、そのあとライスセンターで新米のおにぎりを頬張り、生徒らは日本一早い米を味わって、地域の米づくりの特長を学んでいた。 この日、山根政人さんの田んぼで黄金色に染まった稲穂を、子供達が手でわずかな穂を刈った後、コンバインに刈り取った稲を運んで脱穀。また、昔ながらの足で操作する脱穀機にも挑戦。稲の刈り取りから脱穀を自らの手で体験して、その古から地域で伝わっている農業の感触を直に生徒らは楽しんでいた。この後、ライスセンターに移動して、米を乾燥させる大きな機械を目の前に、新米のおにぎりを頬張り、日本一早く収穫できる地域の米のおいしさを生徒らは実感。「これはおいしい」と、オーバーに感心する子供や「おいしさが、正直わからない」と訳知り顔の生徒など、様々な反応を見せていた。こうした農業にまつわる思い出が、将来、何かの役に立つはずと、関係者は生徒らの農業体験の意義を語っていた。

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