平田原で稲刈り

平田原で稲刈り

5月22日、石垣島の平田原で稲刈りが行われた。例年早い田植えで有名な仲新城さんの田んぼだ。一期作の稲刈りも早くなる仲新城淳さんの田んぼでおこなわれた。仲新城さんは、20年前から早い時期に田植えを試みており、当然稲刈りも早かった。20年前は一般の農家が田植えをするのが3月以降で、仲新城さんは1月にするためこの差は目立ち、不稔の籾も出やすかったが、食味を優先して収量の多さを優先しなかった。人より早くに収穫するため、自前の乾燥機が必要となる。そんなハンデを顧みず、特別栽培米の申請をして、旧食糧法の下に、自前で販売できるように精米店を経営。仲新城精米店は平田原の水田の中にある。この取り組みは、一般農家には理解できないようで、彼は異端児に見られることもあった。かくして、今年は天候不順で刈り取りが遅れてしまった。仲新城さんは年に3度の収穫を実施する三期作の農家。八重山の太陽光を300%活用している田があるのだった。もっか太陽黒点活動の11年周期が13年に変わり、いよいよ5月から6月にかけて、黒点活動はピークを迎える可能性が出ている。平均気温が2度下がる可能性が出ているのだった。3年前には、黒点活動が停滞していて、仲新城さんの米は大きなダメージを受けた。そういう意味では、来年から、寒さに強い米の銘柄を植えるべきなのだが、・・・。さて、5月、6月の太陽の黒点活動の推移が見ものである。

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