5月20日午前11時から石垣市新川の崎原さしみ店で本マグロ(クロマグロ)の解体が実施され、話を聞きつけて周辺のお客さんが今年最初の同店の本マグロの解体を見に集まり、店舗は熱気が充満。今季本マグロ漁は4月16日を水揚スタートとして、連日漁港をにぎわせてきたが、到着した本マグロは、次々にまだ値段の張る本土の市場に送られ、地元消費に回るのはごく一部。マグロを捕獲する船が経営する酒場以外は、手が届かない棚高値の花。この日、はじまった本マグロの解体に、10人前後の顧客が集い、おおぶりの330キロのマグロがまたたく間に、3枚になった後は、肉の骨を除き、皮を外して、手ごろなサイズになっていった。