連日のクロマグロの水揚げで、八重山漁港は賑わいを見せている。5月16日、第一源丸、第8源丸ほか、続々とクロマグロが水揚げされ、港は活気を見せ、今期66匹目のクロマグロがあがった。この時期がちょうどクロマグロ漁のピークに当たり、この日は300キロクラスが続々6本。4本の巨体を横たえて、クロマグロが並び今期ピークのまぶしい光景を展開していた。一隻で17本水揚げする船もあり悲喜こもごも。最盛期を起点に今後は、なだらかにクロマグロが水揚げされてゆき、旧暦5月4日のハーリーまで、クロマグロ漁は続けられる。市内に安く出回るのはまだ先の話だが、この日、巨大なクロマグロを一目見ようと見学に訪れる市民もあって、待ち遠しい市内での刺身屋でのクロマグロ出回り。まだまだ、本土の値段が落ちないのと、いつもより値がよくないのもあって、当分、安い出回りはお預けになる模様。