30羽のダイサギ集結

30羽のダイサギ集結

4月6日、大型のサギ、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)が30羽で群れをなし、アンパルに飛来しているのが見られた。ダイサギは、冬鳥の亜種ダイサギと、夏鳥の亜種チュウダイサギの2種がおり、足とクチバシが黒いのは亜種チュウダイサギの夏羽。脛がピンク色を帯びているのも、その特長。この日、彼らは名蔵大橋から見えるアンパル干潟の南端から北端へ慌ただしく移動してみせ、後から様子眺めで遅れてついてくる個体の様子を見ながら、集団統率を確認していた。アンパル干潟にダイサギが来るのは珍しいことではないが、これだけの数が固まっているのは、なかなか見られない。こうして、群れで移動しているのが分かると、アマサギなどの群れと同様に、いずれ固まって飛び立つ日が見られるかも。彼らの目的地となる繁殖地は国内では九州、四国、本州のどこか。

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