このPM2.5(微小粒子状物質2.5ミクロン)について、環境省へ問い合わせても、国立公園の管理以外は、忙しくて島の環境省職員には関心が起きてこない。九州環境事務所への連絡先を教わり聞けば、観測ポイントはないとのこと。石垣島気象台も観測ポイントはない。このPM2.5の飛散状況は、この八重山ではどこで確認できるか。実は、NHKのテレビ画面からリモコンのdボタンで文字情報のモードのメニューに、なんとpm2.5の予測情報が出ている。環境省も気象台も、教えてくれはしなかった。そこで、そこを覗いて驚いたのは、写真の画面。なんと、八重山にきているではないか。中国での発生から台湾を経由して東へ流れる筋の太さよ。4月3日の12時の予測データに驚かされて、一報つかまつります。いやはや、国の機関のふがいなさよ。縦割り行政の形は建前だけにして、広範囲に情報は確保してこそ、万全を期せる。補助的な確認作業がなければ実効性がないも同然。