3月30日午前10時半から石垣ビーチクリーンクラブ通称IBCC(佐藤紀子代表)によるビーチクリーンが石垣島吉原海岸で行われ、呼びかけに賛同した約40人が海岸に散乱した漂着ゴミを拾い集めた。八重山環境ネットワークの事務局でもあるIBCCは、ビーチクリーンに関心ある市民への太いネットワークがあり、この日も石垣海上保安部から、のぼり旗をたてての参加など、海岸をきれいにしたいという気概あふれる人々が、共に熱い汗を流した。かくして不燃ゴミ、燃えるゴミ、発泡材、缶、ペットボトル、など分類数も多岐にわたる形で、袋の数にして約70以上のゴミが、約1時間半で瞬く間に集まり、搬出しやすいように、道側の川を越えた場所まで参加者が一列に並んで手渡しで運び出し、収拾・分類・搬出の3つの工程の作業を終えていた。この日は、太陽光発電パネルを営業する民間会社の石垣営業所のスタッフ6名が、ボランティアに参加。「はじめて参加しました。那覇本社でも取り組んでおり、営業所でも島のために尽力していきたいと参加しました」と、スタッフの一人、東太田朝善さんは述べていた。代表の佐藤紀子さんは、「ビーチクリーン活動を継続し、広報することで、ビーチとは関係ない島内市街地の不法投棄やゴミのポイ捨てなどにも、影響し得ると思う」と述べ、ビーチクリーン活動の潜在的影響力を評価していた。