白保竿根田原遺跡展ギャラリートーク

白保竿根田原遺跡展ギャラリートーク

3月7日から17日まで石垣市登野城の石垣市立八重山博物館で同博物館主催の白保竿根田原遺跡展示会がおこなわれている。新石垣空港開港のタイミングで、この空港建設中に発見された2万4000年前の人骨および数々の考古学上の発見があった白保竿根田原遺跡について、出土した遺物の展示が、実物・レプリカで展示されている。3月16日は午後2時から石垣市登野城の石垣市立八重山博物館でギャラリートークがおこなわれ、約15名の市民が、元県埋蔵文化発掘センターで、県立博物館美術館考古学担当の片桐千明氏の展示物の解説を聞いた。展示物の解説だけでなく、裏話や考古学の目指すもの等、ロマンあふれる学問の側面も紹介する等、有意義なトークショーになっていた。立ったまま、展示物の前で詳しい話がわかりやすく話されるせいか、質問も多く、見ている人への片桐氏からの問いかけも多く、終始和やかにギャラリートークはおこなわれた。

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