カンムリワシ観察会

カンムリワシ観察会
カンムリワシ観察会

2月16日午前8時30分から、カンムリワシ観察会が実施され、石垣市名蔵の石垣やいま村に集まった30人の参加者が、名蔵湾に面した水田地帯でカンムリワシを求めて探索。この日は、曇り空で風があるため、観察できるかいなか微妙なコンデションだったが、山の麓の木の枝に止まるカンムリワシ一羽を発見。さっそく双眼鏡やフィールドスコープでカンムリワシを捉えて、じっくり観察していた。この観察会は、カンムリワシリサーチと石垣やいま村が主催し、カンムリワシ週間のイベントの一環として実施したもの。特別天然記念物カンムリワシが八重山地域で大事にされる古典民謡「鷲の鳥」に歌われており、その歌詞が旧正月にワシが飛び立つシーンを歌っていることから、旧正月から一週間をカンムリワシ週間に設定。この間、写真展やカンムリワシ事故防止キャンペーンなど、様々なイベントを実施。最終日の17日を前に、カンムリワシ観察会を実施したもの。観察会のあとは、八重山古典民謡「鷲の鳥」を石垣やいま村で鑑賞。最後には、デジスコ教室も開かれ、フィールドスコープとデジタルカメラを使って、アダプターで連結しての撮影を披露。大きなものが撮れる利点とマイナスを、実演。参加者は、充実した時間を過ごしていた。

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