旧正月のカンムリワシ週間スタート

旧正月のカンムリワシ週間スタート

2月10日は旧暦の1月1日。この日、八重山では黒島での大綱引きや、御嶽での神司の願い、石垣島のウミンチュの船に大漁旗がはためくなど、旧正月を祝う行事が各地でおこなわれている。石垣島名蔵にある「やいま村」ではカンムリワシ週間のスタートにちなんで、小学生、園児ら子供たちによるカンムリワシの交通事故防止を訴えるチラシ配りが行われた。カンムリワシ週間は環境省とカンムリワシリサーチが設定したもの。カンムリワシの幼鳥とされる八重山の古典民謡「ばしのとり」の歌詞にある「あやぱに」。旧正の日に巣立ったと歌うこの曲にちなんで、旧正月から7日間をカンムリワシ週間とし、この間様々なイベントを実施している。この日、新空港のキャラクターパイーグルも参加。子供たちも大喜び。交通事故に注意を呼びかけるチラシを訪れる観光客に配布して、カンムリワシの保護を訴えた。なお、この日から写真展も実施され、カンムリワシ帽子づくり体験も17日までできる。

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