アンパルは生き物で賑わう

アンパルは生き物で賑わう

石垣島西部の名蔵アンパルでは、様々な生物の秋の息吹で溢れている。亜熱帯の冬を前に、生物は盛んに活動の姿を見せる。だから干潟を歩くと、おもしろい風景に出合える。11月16日石垣島アンパルの干潟に干潮で陸が現れる最初の頃に、地上に出るのはハゼ達。そこにニョキニョキ穴から現れるカニ達。もう餌の場所取りで互いに争いながら、しきりに餌をつまんで口に運ぶ彼ら。そこを通りかかったハゼに「どけ!」とばかりちょっかいを出したのがヤエヤマシオマネキ。ミナミトビハゼは、背びれを立てて威嚇に入る。しつこく続いたにらみ合いの最中は、なかなか見られないミナミトビハゼの背びれの大公開となった。

この記事をシェアする