国内で唯一三期作に取り組む仲新城淳さんが、6月25日、いつもより遅い田植えをスタート。毎年、三期作の田植えを6月上旬に開始するところが、今年の台風4号・5号の影響で、餅米の収穫を急がなければならなくなり、手が回らず三期作の田植えを断念。この日の田植えは、2期目の田植えとして実施し、9月に収穫後は、そのまま「ひこばえ」で、11月に3度目の収穫を予定。田植えなしに、さとうきびでいうところの「株出し」での収穫とのこと。ひこばえでの米の出来は、穂が揃わないので、収量的には期待できない模様だ。自然相手の営農に見るなかなか深い対応方法だ。太陽の強さを利用してきた仲新城さんらしい、たくましい対応方法だ。三期作ならぬ太陽(さん)奇策?