外来種のインドクジャク、キジの一斉駆除の第2回目の作業が、6月17日午前8時から石垣市全島で実施され、主催する石垣市と沖縄県猟友会八重山支部が朝から八重山森林組合前駐車場で、駆除された獲物の到着を待っていた。この日駆除にあたったのは県猟友会八重山支部の35名の会員で、午前7時45分同駐車場からそれぞれ割り振られた場所に移動して、駆除を実施。日頃、よく見られるクジャクだがこの日は風があるためか、いつもより見られなかったものの、クジャク約23羽、キジ21羽が駆除された。農家の被害の多さからこの一斉駆除が昨年から実施されており、今年は3度実施され、一度目は4月に60数頭の駆除が実現。今回の2回目と、8月に3回目が実施予定で、農家の被害だけに限らず、島の生態系を守るために環境省もクジャクの駆除に取り組んでいる。