石垣島産カカオの収穫

石垣島産カカオの収穫

石垣島にあるロイズコンフェクト社のカカオ樹栽培試験場では、今年もチョコレートの原料カカオの実がたわわに実り、5月19日午前10時から北海道から駆けつけた同社成田武光専務(51)と現地栽培スタッフの武田正史氏(43)、ロイズ石垣島の久保竜一氏(25)、そしてボランティアで北海道から取引会社の桐山俊夫氏(40)、石垣から徳村製菓の徳村慎一氏(23)、下地祥人氏(28)の6名による収穫作業が行われた。2006年から始動した石垣島での試験栽培は、今年で6年目。昨年は国産チョコレート向けに取り組む収穫としては初の760個の収穫を実現。今年は昨年より様々に工夫を加え、収穫予定日にそろって実が熟するように、冬場にできた実を間引き、木を休ませながら収穫予定日に備えた。その効果あってサイズは大きくなり、数も803個と増加。カカオの木自体が大きく成長したこともあり、ビニールハウス内は大きな葉が伸び伸びと育った枝で横に広がっていた。

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