1月7日午前10時から石垣島のファーマーズマーケットとして昨年4月にオープンしたゆらてぃく市場が、餅つき大会を開催した。毎週土曜日におこなわれているフリーマーケットの会場で30キロのもち米が用意されて始まった餅つき大会は、はじまりには60人近い親子づれで賑わったが、次第に集まる人が増え、200人ほどに膨れ上がっていた。ゆらてぃく市場では初めての餅つきとあって、ホテルや学校・個人からの協力で4つの臼が用意され、小さな子供用の臼には幼い子どもといっしょに餅を搗く親子の姿も見られるなど、たのしいイベントとなっていた。そばで炊かれた熱々のもち米が臼に載せられると、集まった市民やJA職員がなれない腰つきで、餅つきに挑戦。二人一組で交互に搗いたり、3人で搗いたりと、餅つきを楽しんでいた。中にはタイミングが外れて笑いを誘う場面も。この日、搗かれた餅は来場者に無料で振舞われ、石垣で見られる餅屋の餅とは一風違った搗きたての餅とあって、人気もあり、長蛇の列ができていた。