とわだ級補給艦「はまな」が石垣港に投錨

とわだ級補給艦「はまな」が石垣港に投錨

10月11日、海上自衛隊のとわだ級補給艦「はまな」が石垣島に寄港しているのが見られた。この船は基準で8100トン。満載では1万5000トンを超える規模。スピードは22ノット。元来、艦隊が遠征する際には補給艦の能力が重要となる。いくら高い能力をもつ艦船が多数移動しても、補給艦が支援できる能力を持たなければ、すぐに機能不能に陥り、ただの客船と同じになる。そんな重要な船が突如竹富島と石垣島の間に停泊。八重山で自衛隊の艦船の出入りが頻繁化しているように見える。もちろん、尖閣諸島の中国側挑発が背景にある。経済力が爆発的な伸展を見せた中国経済を背景に、軍事増強に手を染め出している中国だが、経済力の足かせになりがちな軍事力。簡単に増強しても、その維持にかかるものや、運用にかかる出費の重さが、やがてどうなるかだ。

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