もっか起こっている異変

もっか起こっている異変

異変がはじまっているのに、あまり注目されていない。規模は天文学的。だから、騒いでも望みがない。そうなると、触れないですすめる世の常。大自然の異変といえば、今すすんでいる地球温暖化。実際に、世界で自然災害が増えている。地球温暖化は、温室効果ガス(二酸化炭素)が地球を包んでしまうために進んでいく。北極の氷山も大規模に解けている。そこで二酸化炭素の排出を制限しようと、各国で取り組みが始まっている。ところが、ここでいう天文学的の異変とは、太陽に起こっているもの。地球温暖化とは違う、もうひとつの異変。それは突如2008年8月、太陽表面の黒点がひとつも報告されなかったことから発する。一ヶ月間黒点があらわれなかったことは、1913年以来のこと。その1913年には何があったか。記録には、長年にわたって寒冷化が続き、平均2度温度が下がったという。過去にも、このようなことがあり、70年も寒冷化が続いた記録もある。そう、温暖化とは真逆の現象が予期されることになる。これは、太陽黒点周期11年が13年に変わると同時に、黒点活動が停滞期に突入し、長く平均気温が2度さがる、過去に何度もあった現象らしい。では、いったいどんな影響が出るか。そこは地域で違うだろう。八重山地方でいえば、沖縄本島の気温環境に陥ることになる。そうなると、まずパインが、・・・あの7月収穫の世界一おいしいハワイ種の甘みが、これまでどうりにはいかなくなる可能性が出るのではないか。新たな作付け品種を探す必要になる。次に、マンゴーの生育方法を、沖縄本島の方法に変えなければいけなくなるのではないか。(ここ3年ほど、マンゴーの不作が続いている)民間レベルで進められている熱帯果樹の生産は、コスト面で少々厳しくなる可能性がでる。八重山の平均24度は、2013年から徐々に下がるらしい。作付け品種の種類を変更する試み。農業の寒冷化対策が図られる必要が出てくる。寒冷化が進むシステムの学習と、地域にどんな影響が出てくるかについて、あらゆる可能性を探る必要が出てくる。八重山が国内で一番太陽に近い場所であれば、太陽の異変に密接な場所のはず。まず、今年は太陽の異変元年とでも考え、真剣に情報収集につとめる必要があるのではないか。まず、来年はこの話題でもちきりとなるはず。

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