ぱいぬしままつり開催

ぱいぬしままつり開催

離島でなる竹富町では、4年に一度、島々の住民が集まり、芸能や物産展示を通して島々との親睦と交流を図るぱいぬしままつりがおこなわれている。8月21日は午前10時から西表島・大原にある竹富町離島振興センターで、4年ぶりのぱいぬしままつりが開催され、会場は多くの町民であふれていた。前日の20日には前夜祭がおこなわれて、各離島から集まった参加者でに賑わい、会場の大原は二日間祭り一色となっていた。離島でなる竹富町は、役場が石垣島にあり、町民の間での意思疎通および交流活動は海を隔てるためむつかしく、町民がまとまりをもつ機会が少ないのが問題点。毎年、竹富町では各離島から参加する球技大会や、4年に一度、ぱいぬしま祭りの2年後に実施される竹富町大運動会が、町民が集う大事なお祭りとなっている。この日も、各島の伝統芸能が披露され、会場は伝統文化を守る気概もつ離島の人々のがんばりぶりを確認。時流に流されず、かつ孤立しないで伝統を守る姿が確認された。

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