9月13日午後7時から石垣市健康福祉センターで国際農林水産業研究センター・熱研島嶼研究拠点主催の第22回熱研市民公開講座が開かれ、多くの市民が聴講した。この日の講師は同センター研究員の香西直子さん。「東南アジアの熱帯果樹」と題して、東南アジア各国の熱帯果樹の生産実態、および高品質果実の栽培。また、タイでもやっている熱帯果樹の低樹高栽培や、各国の果実をつかった加工品などを紹介。プロジェクターをつかって写真を映し、東南アジアの果実の生産現場、販売現場を見せていた。集まった市民は、果実に高い関心をもつ人々が多く、質問の時間も難しい果実生産のコツをつかもうと、熱心に講師に尋ねていた。果樹で何が好きかと、3種あげることをお願いされて、香西さんは、熱帯果樹でおいしいのは、ドリアンとランブータン、マンゴスチンがおいしいと述べていた。