観光の日

観光の日

8月1日は、恒例の空港での観光の日イベントが開催され、石垣島のパインなど特産品が無料でふるまわれた。また石垣市民踊愛好会による華やかな踊りが午後2時から4時まで空港入口を飾った。かつて観光立市宣言する前から、この日に空港の出口でミス八重山がパインを持って立ち、空港から出てくるひとりひとりに、パインを勧めた。熱意があった。直に声かけがあった。観光客は、おいしいと笑顔を見せてくれた。喜ぶ声があふれていた。長旅で疲れがある人も、思いがけないパインのサービスに、手が伸び、おいしさに笑顔と賑わいがうまれていた。当時の空港の出口は、ドアがあるだけで、何もなかった。しかし、だから島からのサービスは、心があり、輝いて見えた。まだ、今ほど観光客が多くなかった時代の風景かもしれないが、そういう取り組みから発していることを、忘れてはいけないと思う。この日の観光客に何を伝えられるか。それが、明日の八重山観光のアウトラインだ。

この記事をシェアする