キャンギの実

キャンギの実

最近、イヌマキことキャンギの実が稔る時期となり、独特の2段式の実が木にたくさんのなっているのが見られる。2段の団子のような姿で、奥の紫色の方は食べることができ、ゼリーのような食感がある。一昔前の何もなかった時代の子どもには自然にある貴重なおやつ。ただ、昨今、自然になるものに関心がいく子どもは少ないのは、モノに満たされた世代だからか。イヌマキの実が一人でとれる身長に成長したころには、すでにコンビニに出入りする年代になっており、木の実には見向きもしない。自然との親しみをもつ機会は、現代っ子にはなくなっている可能性があるかも。

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