少ないコアジサシ

少ないコアジサシ

八重山では昨年、長く激しい豪雨から土砂崩れが蔓延。あれから例年にない寒い冬を迎えて、今年の生物暦はどれも平年うより遅れ気味だ。飛来する野鳥もどことなく少ない。6月22日、昼ころ、新川川河口で久々にアジサシが4羽飛来。しばらく旋回したが、まもなく消えていった。今年は全体的に野鳥が少ないように感じると、野鳥愛好家の夫妻が述べていた。この日は夏至で、日が最も高くなるころに現れたコアジサシ。霞がちな空をコアジサシは、「シンシンシン」とクマゼミの大合唱が聞かれない事態を感じながら、飛んでいるのだろうか。

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