4年前から純国産チョコレートをめざし、国内初のカカオの試験栽培を始めたロイズコンフェクト社(本社は北海道。石垣島にはロイズ石垣島)が、カカオ原料の発酵実験に取り掛かることが、6月10日、明らかになった。現在、同社は、石垣島オーキッドと川原の2箇所に栽培試験場を設置。1300本のカカオの木を育成している。6月11日には、国内初の収穫で、約760個のカカオを北海道から来たロイズ社の社員3名が収穫。このあと中の種を取り出しバケツに保存して発酵させる。天日干しの後、北海道の本社へ送って、そこでチョコレート生産へ試験製造がはじまる。(写真はロイズ社の左から豊原克久さん、山崎大輔さん、谷口啓之さん)