6月9日、例年に比べ7日早い梅雨明け宣言と新聞をにぎわすのは、地元も笑う遅い沖縄気象台からの梅雨明け宣言。ここ石垣島は沖縄気象台から420キロ南にあって、どうして梅雨明けが沖縄本島と一緒になるのか、不思議でならない。今続く連日の猛暑がはじまったのは、ハーリー前から。梅雨明けまでのこの期間、雨模様の日々があれば理解できるが、炎天下が続くままハーリー4日後の梅雨明け宣言。「観光客の中には石垣島が梅雨明け宣言するのを待って観光に来る人もいるのに、この遅さは何?」と、石垣島地方気象台が石垣島独自に梅雨明け宣言をしない姿勢を批判するのは、石垣島に住むダイブクリエイトの佐伯信雄さん。緊張感がないという。気象情報が機械計測になって、データを管理するのが沖縄本島となっているから、こうなるのだろうか。機械依存が、先日の台風2号の最中の竜巻を、ダウンバーストや竜巻を観測できるレーダーがあるはずなのに、予報をしくじってもなんの情報リリースもない。なんとも思っていないのだろうか。こんな呑気な気象台で、果たしていいのか。批判されるべきは、原発行政だけではないと、思ってしまうこの頃だ。一度でいいから、納得できる説明がほしい。沖縄本島と石垣島がいっしょに梅雨明け宣言するわけについて。