クロマグロ(ホンマグロ)が市内に流通

クロマグロ(ホンマグロ)が市内に流通

5月20日、市内のさしみ屋でホンマグロの旗が出た。待ちに待ったクロマグロ(ホンマグロ)の市内流通がはじまったのだ。今期の八重山のクロマグロ漁は、最初の水揚げが4月22日におこなわれたあと、続々セリ場に到着。築地や京都、熊本など本土の市場でセリにかけられ、キロ6500円から3300円とまずまずの値段で推移した。スタートが例年より遅めだったため、市内に出回る分は、あるのか心配されたが、その後、持ち直してこの日の市内流通となった。20日は仲田鮮魚店で初の店頭売りがはじまり、ほんまぐろの旗が並べられ、うれしい光景に顧客が刺身を買い求めて集まっていた。クロマグロ漁は、ハーリーまで行われるため、残り15日が市内でクロマグロが買えるチャンスとなる。生のクロマグロが刺身で食べられる好機でもあり、市民には見逃せない贅沢のできる期間だ。なおクロマグロは、赤身でも焼けばステーキの食感と味わいで、皮などはうなぎに匹敵する油とコラーゲンがのっている。捨てるところないクロマグロといえる。

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