5月1日、八重山漁協のセリ場には7本のクロマグロが連続して水揚げされ活気を見せている。海水温の低下などで初水揚げが例年に比べ1ヶ月遅れた八重山漁協のクロマグロ漁。今年最初は22日(宏徳丸)、次は24日(雄成丸)、25日(恵美丸)2本と続き、この日の午前は6本(宏徳丸と源丸)が、午後は1本(恵美丸)が揚がり計11本。そのうちの3本は300キロ級とあって、関係者を喜ばせている。この日の午前8時頃宏徳丸がクロマグロを1本水揚げ、そのあと第一源丸が5本を水揚した。八重山漁協の与那嶺課長によれば、「出漁した船がすべて捕ってくるところまでいっておらず、まだバラバラに揚がってくる状態(カタアタリ)だが、まもなく最盛期に入ろうとするところ。例年では3月下旬に捕れはじめて、4月中旬には本格化。ゴールデンウイークには最盛期に入っているが、今年はまだ本格化の入り口状態」とのこと。