カンムリワシと桜

カンムリワシと桜

カンムリワシがとまる木は枯れ枝が多い。あとは、センダンなどにも止まる。しかし、カンムリワシが出没回数を増やす1月から3月のペアリングのタイミングで、ちょうど花を咲かすカンヒザクラやセイシカの木々に、止まるカンムリワシの写真はなかなか見られない。もちろん、カンムリワシが花の蜜を吸うわけがないのと、枝がよっぽど老木でない限り、太さが足りないのもあろう。桜が満開で、その桜の色が濃い時節に空中を舞うカンムリワシを撮影することでしか、この絡みの写真は存在し得ないことになろうか。いつの日か、荒川のカンヒザクラ自生地で満開の桜とカンムリワシを撮ってみたい。

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