「船浮音祭り」盛況

「船浮音祭り」盛況
「船浮音祭り」盛況

八重山出身のシンガーソングライター、池田卓が郷里西表島船浮で私財を投じて始めた音楽祭が支援者を増やしつつ今年で5回目を数えた。4月17日正午から、多くの人が西表島の片隅の、そのまた奥地である船浮集落に集い、「船浮音祭り(おとまつり)」が開催された。地域の過疎化を食い止めたい。そんな思いからコンサート会場で故郷「西表島船浮」での船浮音祭りを宣伝。幼い頃、お世話になったオジー、オバー、村の人々への感謝の気持ちからはじめた地域を元気にするイベントは、その孤軍奮闘ぶりを聞きつけた多くのミュージシャンが支援。行政の支援を頼まず、民間の支援だけで開催を盛り上げ、昨年では700人の聴衆を集めた。今年は、開催日が石垣島トライアスロンと重なったが、約500人の聴衆が集い、会場を盛り上げた。

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