WWFジャパンしらほさんご村では、恒例のインカチ(海垣)でのサニズ(3月3日浜下り)が今年も行われた。豊かな海の幸と人々の暮らしがある白保の海を取材したいと、国連大学のメディアスタジオのプロデューサーのブランドかおりさんが、石垣島入りして、白保や八重山漁協などで、撮影を実施した。これは、国連大学のメディアスタジオが日本の里海をテーマにドキュメントビデオを撮影するために全国6カ所を撮影。北海道の知床から石川の七尾、舳倉島、岡山、白保ときて、撮影を展開。次はアゴ湾へ足を伸ばすとのこと。日本の里海の現場を世界に発信する試みで、生物多様性の保全が海ではどんな形で展開されているかを、英語版と日本語版の2種で紹介するべくビデオを制作するもの。WWFジャパンの上村さんが協力して、ドキュメント制作は充実したものになった模様。(写真は石垣漁港で多様な魚種を撮影するプロデューサーとカメラマン)