亜麻色のサギでついた名前のアマサギが春めく日々に色づいている。4月に入る頃から、これまで真っ白だったアマサギが次第に頭が亜麻色に代わり出している。彼らはやがて北に去るのだが、数多く群れ出した後、北に向かう。昨年の11月に大挙して平田原に降下してきた100羽ほどのアマサギは、これから北へ向かう準備に入るはず。クチバシが黄色いアマサギに対し、同じサイズのコサギはクチバシが黒いので、区別はしやすい。ちょっと大きなチュウサギは冬にクチバシが黄色くなり夏は黒い。またクロサギの白いタイプは、クチバシが黄色い。よって混同しやすいが、この亜麻色が出ると、アマサギであることがはっきりしてくる。