「4つのミンサー」審査発表

「4つのミンサー」審査発表
「4つのミンサー」審査発表
「4つのミンサー」審査発表
「4つのミンサー」審査発表

昨年5月4日から今年2月28日まで公募された、『あざみ屋40周年記念事業第2弾「4つのミンサー大募集」』の審査結果の発表が、4月4日午後2時からあざみ屋多目的ホールで実施され、波照間永吉審査委員長によって発表された。ミンサーテキスタルデザインコンテストとミンサーのあるフォトコンテスト、ミンサー柄を見つけようの3つの審査は3月21日に行われ、同テキスタルコンテストは祝嶺恭子審査委員長のもと石垣博孝・多和田淑子・新絹枝・波照間永吉・新賢次の審査委員と夏川りみ特別審査委員により実施され、応募総数249点の中からグランプリに那覇市の神谷あかねの「風薫る」が選ばれた。優秀賞は2作品、沖縄市の池原舞紀の「馴染み」と、神戸市の佃まゆみの「POPS」が、また入賞は上田哲次、伊野波美里、神谷あかね、佐野容子、新留咲美が獲得。夏川りみ特別審査委員による特別審査委員賞は「明日への希望」の片桐嘉正に決まった。(敬称略)「ミンサーのある風景」フォトコンテストでは43点の応募からグランプリは石垣市の入里照男の「スクミ」が獲得。優秀賞は「満月ぬ真昼間」新盛基史と、「ミンサーと共に」安本千夏。入選は「夏の日」の大嶋武夫、「なかよし」平良八重子、「締」新盛基史、「のれん口」入里照男、「黒島豊年祭」丹羽麻世の5点。特別審査員賞は「幼い踊り子さん」崎山久枝。なおミンサー柄を見つけよう!は、700点の応募があり、第1位が110点を見つけた上田美幸さんに輝いた。2位は本間みどり(99点)、3位は名嘉真道代(69点)4位大川智恵子(61)、5位は鈴木香名子(49)、6位は大浜君代(42)、7位は入浜福京子(39)、8位は金澤美智子(37)、9位は前盛幸枝(36)、10位は宮里涼子(33)。「同テキスタルデザイン」のグランプリと優秀賞の受賞者は、賞牌と副賞が、そして入賞者は賞牌とミンサー商品が贈られ、「同フォトコンテスト」のグランプリと優秀賞の受賞者には賞牌とあざみや商品券、入賞者には賞牌とミンサー織りデジカメケースが贈られる。「ミンサー柄を見つけよう」では1位があざみ屋商品券2万円分、2位が同1万5000円分、3位は同1万円分、以下10位まで1000円づつ減っていく形で10位まであざみ屋商品券が贈られる。来る5月4日のミンサーの日には、ミンサー工芸館の別館で授賞式を予定しており、同日作品の展示を実施する。特別審査員の夏川りみも駆けつけ、自ら特別審査委員賞の賞牌を贈る予定。なお今回の公募のひとつ「古いミンサー大集合」は、28日以降も継続的に続けており、ミンサー工芸館が将来つくるミンサー博物館の展示対象として、収集していくことを発表して、古いミンサーがあれば、是非ミンサー工芸館へ送ってほしいと述べていた。グランプリ「風薫る」

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