漁協でも全漁連を通じて募金

漁協でも全漁連を通じて募金

3月11日から東北・関東地方を襲い、戦後未曾有の大震災となった東日本大震災は、避難者数40万を越し、犠牲者の数(死者および行方不明者)では1万8000人を超えた。福島原発の被害が深刻さを増すことになり、なおも避難者を増やしている。勃発直後、港の漁船が陸域へ押し流される驚愕映像を放つ報道が、津波の恐ろしさを物語ったこともあり、全漁連ではすでに全国の漁協を通じての募金活動がはじまっている。八重山漁協でも17日から募金箱が、各ハーリー組合へ配布され募金活動が始まった。3月20日には、恒例になっているお魚祭りの主催で、アトラクションを省いた「お魚市」が開催される予定で、そこで募金箱も設置される。被災地へ向け、何かしたいという多くの人々の気持ちが集まる取り組みは、各機関で活発化している。

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